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引っ越しのため、お部屋探しをしたことがあるという方は、もしかしたら知らない間に被害に遭っているかもしれません。

「立地もよく条件もいい物件なのに、ずっと募集広告が出ている」

「不動産屋に問い合わせたら、既に借り手が決まってしまったと言われたのに、まだ募集をしている」

一度の賃貸物件探しでしたら、なかなか気づかないかと思いますが、引っ越しを何度もしている方なら、こんな経験はないですか?

これらの広告は「おとり物件」を載せている「釣り広告」である確率が極めて高いと言っていいでしょう。

消費者をダマすなんて本当にひどいですよね。

そんな「おとり物件」「釣り広告」に引っ掛からないためにはどうしたらいいのでしょう。

 

1.内見したいと言っても断られる「おとり物件」とは?

実は不動産賃貸においての誇大広告やおとり広告によるトラブルというのは昔からありましたが、他社との競争の激化によりだんだんと悪質な手法をとる業者が増えてきているのです。

「物件そのものが存在しない架空の物件。間取りや住所などがデタラメ」

「入居中や、すでに成約済みの実際には貸し出すことができない物件」

「物件は存在するが取引する意思がない物件」

このようなものがおとり物件と言われます。

 

1-1.なぜ不動産会社は「おとり広告」を載せるでしょうか?

契約を取るには、まずは実際に店頭に来てもらわなければ話が始まりません。

競争の激しい不動産業界の場合は、web上で手の内をさらして物件情報を公開しても、そこで契約が取れるわけでないですよね。

最終的に物件の成約につなげて、賃貸借契約を交わさないことには利益になりませんので、見えない客相手の集客方法をあの手この手で画策するわけです。

不特定多数に対する営業方法は、DMなら開封して広告を見てもらう、戸別訪問ならチャイムを押してドアを開けてもらう、webマーケティングなら人の目に留まる工夫をするなど、どの広告媒体でも最初のアプローチが重要なのです。

その最初のアプローチが「おとり物件」を載せた「釣り広告」で目の前のおいしい餌によってきた客を釣り上げるというものなのです。

 

1-2.釣り上げた客をそのあとどうする?

賃貸物件を探しているお客からすれば、その物件を内見して気に入れば契約したい気持ちで来ているはずです。

取りあえずは不動産屋の店頭で、氏名・生年月日・住所・電話番号・希望の物件の条件などをアンケート形式で書くことになるでしょう。

そして、いざ担当者と話をする段階で、webで見た物件の内見希望を伝えると、残念だが一足違いで決まってしまった、と言われてしまうわけです。

もっと早く来ていればとお客が残念がる様子を尻目に、営業マンは「この物件に似た物件がありますよ!」「まだサイトに載せていない良い物件がありますよ!」「この物件より駅に近くて便利な物件がありますよ!」などと紹介するわけなんです。

お客としては、せっかく足を運んだのだからという気持ちもありますので、その物件を確認しますよね。

そして、近くだから見るだけでもと内見に行き、最終的に最初の希望とは違う物件で成約させられる、という流れになります。

成約までにはならなくとも連絡先は伝えてしまっているので、後日営業の電話はあるでしょう。

物件の希望を伝えてるので、十分な見込み客となります。

 

2.おとり物件の特徴と見分け方を知ってダマされない客になろう

そのようなおとり物件や釣り広告にだまされないための方法がこちらです。

 

2-1・ひときわ目を引く良い物件

「設備が充実している」「駅近」「築浅なのにペット可」などとずば抜けて良い物件があります。

それらは、おとり物件である可能性があるでしょう。

もし、本当にそんな物件があれば、サイトに載せなくても、店頭掲示だけであっという間に借り手が決まるに違いないからです。

わざわざ広告料をかけたり、そんな掘り出し物件をあちこちに情報を漏らすわけがありません。

 

2-2.優良物件なのに成約がないのはなぜ?

いつまでも同じ物件の広告が掲載されたまま、ということがありますが、その物件は古かったり、駅から遠かったりと条件が悪く、なかなか成約されないという場合があります。

しかし、そうではなく、良さそうなのに、登録日が古いままだったり、いつまでも掲載されている物件は怪しいかもしれません。

ただし、登録し直し、日付を最新にしていることもあるので注意が必要です。

 

2-3.実際に問い合わせをして見抜く!

手っ取り早くおとり物件かを見抜くためには、電話をかけてみましょう。

「現地待ち合わせで内見をお願いしたいのですが。」このひと言がポイントなんです。

「かしこまりました。ではエントランスでお待ちしております。」となれば、疑う余地はないでしょう。

その物件は実際にあり、まだ募集中の物件と見ていいでしょう。

しかし、悪質な場合、当日のエントランスで「実は、たった今申し込みが入り決まってしまいましたので、取りあえず会社にもどり、別物件をご案内します」と言われることがあります。

その不動産屋は利用しないようにしましょう。

現地集合を渋ったり、どうにかして来店をすすめるようであれば、ほぼ「おとり物件」で決まりです。

物件の詳細を曖昧にはぐらかして来店をすすめる、その物件に欠陥が見つかり募集を停止しているが似た良い物件なら紹介できる、と話を逸らすようなら怪しいです。

その業者に個人情報など知らせてはいけません。

電話で問い合わした時点で「実は借り手が付いてしまったので、ご案内ができません」と説明してくれれば、まだその不動産屋は良心的と言えます。

 

3.不動産広告のルール

具体的な根拠を示せないもの、表現が曖昧なもの、あとから何とでも言い逃れができてしまうような表現である「駅近」「日当り良好」「厳選の優良物件」「広々3LDK」などの主観的な表現を不動産広告に載せることは禁止されています。

消費者の利益を保護するため広告の不当表示を排除し、業界の公正な競争秩序を維持し、適正な広告が行われることを目的として設立された機関が公正取引委員会や首都圏不動産公正取引協議会です。

上記のような不当表示やおとり広告、釣り広告などの事例の公開と、消費者への注意喚起を行い、該当する不動産業者へはペナルティを課して不動産広告の適正化に努めています。

賃貸情報サイトの主要ポータルサイトも、おとり広告などの不当表示や広告を扱う悪質業者に対するペナルティーとして、ポータルサイトへの掲載を禁止する措置をとっています。

実際に何社かが掲載停止処分を受けており、ポータルサイトの運営会社の方針にもよりますが、その停止期間が短期のものあれば永続的なもので重いペナルティーを課すサイトもあります。

悪質な業者を排除し、利用者が安心して物件選びができるよう取り込みがされています。

現在は、首都圏のみの限られた地域での取り組みではありますが、早く全国に広がることが期待されています。

 

 

 

悪気なく成約済みの良い物件が削除をし忘れていつまでも掲載されていることもまれにあります。

そのような場合は、おとり物件とは言えないです。

なぜなら、問い合わせをもらった時点で、担当者は消し忘れていたと気づき、あなたに謝罪をするでしょう。

おとり物件であることを隠し、何とか来店させ他の物件で成約までもっていく行為が「おとり」になります。

そんな罠にはまる前に、電話で問い合わせをし、担当者の対応がおかしければ別の不動産屋をあたった方がいいかもしれません。

くれぐれもダマされないように気を付けてくださいね!